秋田 修吾 自己紹介はこちら

間仕切るべきか否か。

新築当初、子ども部屋を最初から間仕切って2部屋あるいは3部屋子ども部屋をつくるのか、間仕切りをしないで1部屋にしておいて、お子さまの成長や家族の生活の変化によって、いずれ間仕切るのか。
家づくりにおいて色々な選択がある中で、施主様はこの選択肢に必ずと言っていいほど悩まされます。

約13年前にお引渡しをさせていただいた東石切町のS様邸。当初は間仕切らない派の施主様です。
先日、2階の洋室1部屋を2部屋にしたいというご相談をいただき、プチリフォーム工事を行いました。

勾配天井を利用した吹抜けに軸組が現しになった天井スペースです。

防音に考慮し、プラスターボードの2重張り。この写真で完成ではなく、しっかりクロス張りもさせていただきました。
さらには、ロフト収納スペースに、造作棚の施工も含め実働約3日間で完了。 

ご家族のライフスタイルの変化により、家に手を加える。ただ壁1枚を施工するだけの事ですが、家にとって、そして、ご家族にとってもネクストステージ。次の段階の生活が始まると思うと、壁1枚の工事がとても素敵な工事に思えてきました。

間仕切り工事により、一つ一つのお部屋は小さくなりましたが、ご家族の生活の幅は広がりそうです。 

10ページ (全16ページ中)