お家に和室がないご家庭も増えている昨今ですが
それでも、ほとんどの住宅アンケートでは、家に和室が欲しいと答える方は半数以上はいます。
最近では、古きよき日本と西洋のデザインを併せ持つ和洋折衷なども人気です。
そこで、今日は改めて、和室があるお家のメリットをお伝えしていきます。
【汎用性が高い】
和室を設けるメリットの一つとして自由自在に使える汎用性というのがあります。
和室は、床が柔らかいので、そのまま昼寝をしたり、こたつを置いて居間として使ったり、布団を敷いて寝室として使ったりもできます。
洗濯物をたたむ作業スペースにもなりますし、親戚や友人が来た時は来客スペースはもちろん、そのまま宿泊もできます。
【湿度調整に優れている】
高温多湿な日本にとって、吸湿性に優れた畳はとても、日本の環境に適してます。
湿度が高いときに吸湿してくれるだけでなく、湿度が低いときには放湿する特徴をもっているので、調湿性に優れた素材といえます。
ちなみに、畳一畳分で約500ml分もの水分を吸湿できるので、6畳一間であれば約3Lもの水分を吸湿できるとされています。
【リラックス効果】
藺草(いぐさ)の心地の良い香りは、科学的にもリラックス効果があると証明されています。
畳表に使われる藺草は、もともと薬草として日本に伝わり、病気の治療などにも使われてきました。
さらには抗菌作用もあるので、水虫などになる原因菌の繁殖をおさえ、人への感染をある程度防御してくれるので気持ち良く寝転がることができます。
【まとめ】
しっかりした和室でなくても、リビングの一角に畳コーナーがあるだけでも、様々な状況に対応した空間を作る事ができます。
癒しの効果が多い空間なので、そのような側面でも、和室や畳のある空間はおすすめです。