毎日の雨風や紫外線を防いでくれている屋根や外壁。
建物の大切な部分なので定期的なメンテナンスは大切です。
特に、屋根は外壁と比べて、雨などを直接受けていることから目安は8年と言われています。
そこで、今日は、あらためて、屋根と塗装にスポットを当てて屋根塗装のメリットについてまとめました。
屋根のメンテナンスをする5つのメリット
【防水性が高まる】
塗膜が万全の状態に回復することで雨漏りのリスクが低減されます(ただし、現在起こっている雨漏りを止めることは基本的にできません)。
【防錆性が高まる】
再塗装の際はケレン(ヤスリなどで主に鉄部の汚れ、錆、旧塗膜を剥がす作業)を行い、錆止めを塗ります。
さらに再塗装を行うことにより、棟板金から屋根材まで錆の発生を抑えることができます。
【屋根材の耐久性が高まる】
屋根材を再塗装することにより防水性が回復して耐久性が高まり、金属部分の腐食が防止できます。
本格的に屋根が劣化すれば葺き替えるしかなくなりますが、その時期を大幅に先送りすることも可能です。
【抗菌性が高まる】
塗装をリニューアルすることにより、屋根下地部分のカビやスレートに発生するコケを抑えることができます。
【断熱性が高まる】
特に遮熱塗料や断熱塗料を使用すると冷暖房コストを抑えることが可能になります。
遮熱塗料を使えば、夏に屋根表面から発せられる熱が室内に伝わりにくくなり、室温の上昇を抑えることができます。
断熱塗料を使えば、冬に室内から屋根表面に逃げる熱を抑えることが可能です。両方の効果がある塗料を使えば、1年中快適な室温を保つことに貢献してくれます。
【まとめ】
毎日の雨風や紫外線を防いでくれている屋根なので、長く建物を維持するために定期的なメンテナンスは大切です。
しかし、現実的に、屋根だけのメンテナンスのために、足場を組んで工事するのももったいないので
屋根と外壁を合わせて、定期的なメンテナンスをすることがおすすめです。