調湿や脱臭効果でリフォームにもよく採用されている内装建材「エコカラット」はご存知でしょうか。
エコカラットは調湿機能を持つ素材なので
デザインだけでなく快適な空間作りにも役立ってくれます。
そこで、今日はエコカラットの特徴などを紹介していきます。
【エコカラットとは?】
エコカラットとは、粘土や鉱物などの複数の原料から作られたタイル状の内装用壁材です。
「多孔質セラミックス」とも呼ばれています。
原料となる粘土や鉱物は微細な1mmの100万分の1程度の小さな孔があいていて
この孔が空気を通すことで室内の調湿効果を作っています。
【臭いも吸収してくれる】
エコカラットの持つ小さな孔は部屋の臭いも吸着してくれます。
なので、トイレやキッチンなど、匂いの軽減にも繋がりますので、部分的に採用するのもおすすめです。
【有害物質の軽減も】
前回の石切くらし通信vol.38では、換気について取り上げましたが、エコカラットも同様に
シックハウス症候群の原因と言われる、ホルムアルデヒドやトルエンなどの有害物質の吸着・低減効果が期待できます。
また、エコカラットの原料にもこれらの有害物質は使用されておらず、安全安心な建材です。
【まとめ】
エコカラットは電気などのエネルギーを使うことなく、調湿・脱臭・有害物質除去の効果が期待できる、環境にも家族にも優しい素材です。
壁紙だけでなく、アクセントとして採用するのもおすすめです。