1年で一番寒いとされる時期は、1月後半から2月中頃とされています。
この時期になると、暖房器具だけでは室内が中々暖まらないという声もよく耳にします。
そこで、ピークは越えたとはいえ、まだまだ、寒い日が続きますので、今日はリフォームで断熱性を高める方法についてお伝えしていきます。
【窓の断熱】
お家の中の熱は、分厚い壁よりも、薄い窓から外に逃げていきます。
そこで、内窓(インナーサッシ)を設置することにより、窓ガラスの断熱効果を高める事ができます。
窓ガラスの種類は、単層ガラスや複層ガラスなど、種類がいくつかありますので
家の断熱性能に合わせて、アドバイスを聞きながら選ぶのがおすすめです。
結露対策や防音対策にも最適です。
工期は1〜2日と短期間なので、手軽に断熱性を高めたい方におすすめです。
【家の断熱材を追加】
大掛かりな工事となりますが、お家の断熱性をしっかり高めるには、天井・壁・床などの断熱材の施工をする必要があります。
しかし、家全体を断熱する際は、一旦解体し、断熱材を装填して再仕上げ、床の場合も床の張り替えなどが必要となります。
このため、多くの場合、間取りも含めて大規模リフォームを行うなど、他のリフォームと併せて行うケースが多いです。
【外壁・屋根の断熱塗装】
出典:株式会社 日進産業
断熱塗料の『ガイナ』などを用いて、外壁塗装や屋根塗装を行う方法もあります。
断熱性能を高めるための工事というよりは、屋根外壁の塗り替えと共に、断熱性能を高める効果がある材料を使うといった流れとなります。
【まとめ】
やはり、手軽なリフォームとしては、インナーサッシの追加など、窓のリフォームがおすすめです。
冬の場合、熱の半分近くは窓から熱が逃げているので、断熱効果としても非常におすすめです。
断熱性を高めることで、冷暖房費用も抑えられるので、電気代を抑えるといった意味でもおすすめです。