只今工事中の中石切町の注文住宅S様邸にて気密測定を行いました。
同じ大きさ、同じ間取り、全く同じ施工精度の建物は存在しません。ですので、 弊社では1棟1棟気密測定を行います。
この建物の断熱材は、SWパネル(硬質ウレタンフォーム)を使用しており、断熱性能は最高レベルに近いです。でも、いい断熱材を使っていても、この気密測定の数値C値が悪いと全く意味がありません。
下記のような細長い扇風機のような装置で、建物の空気を外に引っ張り出し、屋内と屋外の気圧差を測定します。隙間の少ない住宅では、流入してくる外気が少ないので、気圧差が大きく、気密性が高いということになります。
弊社の目標数値は、C値1.0c㎡/㎡以下 。そして、今回の建物の数値は、C値0.63c㎡/㎡。優秀です。
気密性の配慮していない一般住宅を測定した場合の数値がC値9.0~10.0c㎡/㎡と言われていますから、その約1/15の隙間の量となります。
上の方にある 相当隙間面積: C=0.63c㎡/㎡と書いているやつです。だから何なの?と思われる方も多くいらっしゃると思います。
詳しくは、明日以降3週に渡り開催いたします「構造見学会」へ、是非ご参加していただければ幸いです。
本物の「高気密・高断熱」住宅を体感しながら、ちょっとややこしい数値のお話、よろしければ聞きに来てください。
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