家を新築する際、まずは、「費用」のことを考えると思いますが
家づくりの費用を考える場合は、家を建てる「イニシャルコスト」と、住みはじめてからの「ランニングコスト」
この2つの費用を考えるのが大切です。
新車を購入する場合、燃費の良さも考慮して車を選ぶかと思います。住宅も同じという事ですね。
そこで、今日は家づくりの中で、「ランニングコスト」を下げるためには、どのような部分が大切なのか?
この辺りについて、綴っていきます。
【ライフサイクルコスト】
住宅の「イニシャルコスト」と「ランニングコスト」
この2つの費用を合わせて「ライフサイクルコスト」とも呼ばれています。
このような言葉があるのも理由がありまして
建築費(イニシャルコスト)は、ライフサイクルコストの中でも4分の1程度で
残りの4分の3は暮らし始めてからのランニングコストだともいわれています。
だからこそ、ランにニングコストを考えた住まい作りが、将来にわたって暮らしていくためにも大切になってきます。
では、ランニングコストを下げる家とはどのような家なのか?という事ですが
これは、やはり、「高気密」で「高断熱」な家である事が、まずは重要だと言えます。
これまでも、度々、お伝えしていますが
高気密高断熱な家作りをすることで、家の外と中の熱エネルギーの行き来が少なくなるので光熱費が安くなります。
これを5年、10年、30年と積み重ねていくと、かなり大きな金額となります。
具体的な費用を計算する光熱費シミュレーションも出来ますので、お気軽にお問い合わせください。⠀
【メンテナンスを頼める工務店かどうか】
どんな家でも、住んでいる年数が経つにつれて劣化が進んでいくものです。
その時に、家の状態や経過年数に合わせて、適切なメンテナンスをしてくれる工務店かどうか。
安心して暮らしていくには、このような部分はもちろん大切ですが
全く知らないリフォーム会社と、建物を熟知している工務店
どちらに頼めるかで、コスト的にも大きく違っていきます。
【まとめ】
ざっくりですが、ランニングコストを下げる家づくりには、この2つの観点は非常に大切になってきます。
イニシャルコストとランニングコスト、2つのコストを考えるのが賢い家づくりです。
そして、まずは、この2つのコストを相談しながら進められる工務店を探す事が最初の一歩です。