「日本の国産材をもっと普及させよう!」といった動きが始まり、昨年7月から林野庁が中心となって行われている“木造利用ポイント”。
弊社では大阪府と奈良県の事業者登録を行っており、2月にお引渡しを行った中石切町M様邸、3月にお引渡しを行った中石切町T様邸では、それぞれ国産杉とベイスギを組み合わせた柱・梁材を使用し、さらに床材や外壁の一部にも国産材を用いた住まいづくりを行い、現在ポイント還元を申請中です。
外国産材より値段が高いと敬遠されがちな国産材の需要を喚起しようと始まった施策ですが、その普及率はいまひとつ。3月までの着工物件が対象でしたが9月まで延長されました。
そんな“木造利用ポイント”の普及促進に期待されているのが、本日公開された映画「Wood job!」。都会育ちの青年が林業に出会い、その魅力に気付き、自らも成長していくという青春林業エンターテイメント。“木造利用ポイント”とのタイアップ映画です。監督は、「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」などの矢口史靖監督。僕が高校生の時に見た矢口監督の劇場デビュー作「裸足のピクニック」は、とことん不幸のジェットコースタームービーでしたが、今や痛快青春ムービーを得意とされる矢口作品に“木造利用ポイント”普及推進を期待です。
http://www.woodjob.jp/pdf/1030_wj_280_420_01.pdf
そして、本日公開の日本映画がもう1本。「百瀬、こっちを向いて。」監督の耶雲哉治の劇場デビュー作。CM畑の監督なので、あまり知られていませんが、全国の映画館で流れる「NO MORE 映画泥棒!」の監督と言えば、ご存知の方もいらっしゃるかと。そして、僕の大学の映研(映画研究会)の同期。卒業後の関わりはありませんが、映像の世界で活躍している彼をいつも影ながら応援しています。大学時代の本人からは考えられない、甘くせつない初恋物語。でも、きっとそれだけでは終わらないはず。毒味の効いた恋物語を期待しています。
たまたま本日公開の2作品。
「Wood job!」のことをお伝えしたかったのですが、同時に耶雲君に“Good job!”なんです。